2014年03月02日

3月2日ホクト文化ホール=ラストステージ=

今日は、ホクト文化ホールの公演前日。明日が本番です。

この会場での上演は、ホントに10数年ぶりです。
舞台課の懐かしい顔と次々にお目に掛かれ、嬉しい一日でした。
Sさんの愛車GTRもあの頃と変わらず、駐車場で大きな顔をしていました。
暫し喫煙所で愛車談議に。
Fさんは、飛ばし飛ばしの場当りをずっと見続けて下さいました。
もっと懐かしいMさんも、忙しい合間に顔を出して頂き、
生意気だった・・・かもしれないけれど、
いつも何かと闘っていた、あの頃の自分を思い出させてくれました。

そうです。そんな舞台の職人(プロフェッショナル)の皆さんに、
今の“空素”は育てられてきたのです。
怖いもの知らずで大きな舞台を望み、経験し、怒られ、恥をかき、
たくさんの財産を頂いたのです。

今、“空素”はライブハウス、レストランバーでの公演をメインに活動しています。
しかし、照明効果のひとつひとつから、音響効果の細やかな調整、
作品の世界観と合理性を兼ね備えた舞台装置のプランニングなど、
ここに“空素”スタイルのルーツがあるのです。
現に「新・ショットガン」では、あの限られたスペースの中でド派手な銃撃戦と
歌って踊るAYASEのライブをやってのけているのです。
それは、一重にあの頃の経験があってこそ実現できるものなのでしょう。
それに加え演出面でも、多くは語らぬ先輩達のアドバイスは、
今になって随分参考にさせて頂いたと実感しています。

面白いものを作るのには、ある時降って来るアイデアやインスピレーションと、
それを具現化する算段、そして仕上げるテクニックが必要だと考えています。
私は後の二つを「パッケージング」と言っていますが、
ここはやはり先輩から教えられ、次に繋ぐものだと感じています。

演劇を志す皆さん。どうでしょう、大きな舞台を経験してみては?
そこには必ずプロがいます。職人さんです。
その経験が私は面白かったし、可能性を広く大きくしてくれたと感じています。
ただし、今も生意気なことを言っている小僧にガツンと言ってくれるかどうかは
分かりませんが・・・(みんな歳とったし)

こんなオジサンの思い出話より、明日は「新・ショットガン」ラストステージの本番です。
皆さん観に来て下さいね・・・って、
全くPRにならない記事だったなぁ。前日なのに・・・




ばいicon06 モンキリ王子

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この記事へのコメント
 ショットガンⅡ最終公演、お疲れ様でした。

 呼び込みライブ、前座ライブ、本番舞台、撤収、打ち上げ。

 死ぬかと思いましたが生きてます。


  息子に感想を聞いたら、「あれどこからが劇なの?」

              俺  「さーどーだかなー?(俺もしらないし)」

              息子「アヤセちゃんは何歳なの?」

              俺  「さーどーだかなー?(俺もしらないし)」

              息子「ダイオウイカっておいしいの?」

              俺  「さーどーだかなー?(俺もしらないし)」

 舞台のプロの皆さん、ありがとうございました。

 
Posted by johny2003 at 2014年03月12日 15:34
素敵なオーディエンスからの、ホウレン草プレゼント、感激しました!

お客様も演者も、きっといい時間を過ごせたことでしょう。

毎日向き合ってたボディーガードコダイラに会えなくなるのは、寂しくセンチメンタルジャーネー気分ですが、素晴らしいすべての皆様に心から感謝します。
Posted by コダ at 2014年03月13日 17:46
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