劇団“空素”

お正月気分もそろそろ抜けた・・・

１月１９日（土）・２０日（日）

空素新喜劇
「浦見家旅館だOh so do！」

これで、お正月気分は
３か月ぐらい抜けなくなる。

ご家族おそろいで
ぜひご来場ください！


さて、個性的キャラはまだまだ登場しますよ。









土地分譲の営業でこの地を訪れた
〝花下不動産〟の主任。

営業成果は芳しくなく、社員一同落胆の中、
浦見家旅館にやって来るのだが、
この主任は超ポジティブ。

どうやらこの主任、ダメダメ上司のようだ。

しかし〝花下不動産〟御一行は、
旅館の仲間に加わって
いつの間にか大騒動の中心に・・・

彼の部下たちもまた、クセが強い。








花下不動産の女性事務員。

やる気がない、態度が悪い、
遠慮しない。
３拍子揃ったダメダメOL。

旅館のためを思ってなのか？
目立ちたいだけなのか？
何かとからんで来る困ったキャラだ。










花下不動産で唯一の常識社員。

主任を見ても、事務員を見ても、リストラ対象としか思えない。
「何でこの僕が・・・」　この思いが空回り。

最後まで大騒動に巻き込まれぬよう踏ん張るのだが、もろくも陥落。

もしかしたら、彼が一番この浦見家旅館を気に入ってくれたのかもしれない。

ミュージシャン、ヤングのこれが演劇初舞台。
応援してください！






さて、最後の登場するのが、この男。

旅館も宿泊客もごちゃ混ぜで繰り広げられる
大騒動。

そこに火に油を注ぐのが、この男の役割だ。

一体何をしに浦見家旅館にやって来たのか？
汗だくで振り回されるキャラは、彼の真骨頂。

アルガはお正月によく似合う。

















さぁ、笑って笑って、ちょっと胸が熱くなる、“空素”の劇をお楽しみください。

上のQRコードから、スマホで簡単チケット予約！

２０１９年
　 １月１９日（土）18：30開場　19：00開演

　 １月２０日（日）13：30開場　14：00開演

長野市芸術館3F アクトスペース

入場料は、一般２０００円　中高校生１０００円
　　　　　　　（当日券はありません）

これを観たら、お正月気分が３月ごろまで抜けない・・・


by　モンキリ王子  

浦見家旅館の〝女将〟美咲。

和服の似合うしとやかな女性なのだが・・・
一旦キレると手が付けられない。

特にこの女将、東京に異常なまでのアレルギーを持っている。誰かが東京と口にしただけで、目つきがガラリと変わるのだ。
今回の大騒動も、女将さんのそんなところが発端となっている。

豹変する女将さんの表情にもご注目！














家出少女〝アオイ〟ちゃん。

30km離れた町から自転車でやって来たアオイ。
夜中に突然現れた彼女は観光だと言っているが、ゆかりさんや女将さんの目はごまかせない。
まして、「東京に行きたい」なんて言うものだから、さっそく女将さんの頭に血が上る。

そして、彼女の抱く将来の夢とは・・・










浦見家旅館の様子をうかがう怪しい男。
この男、２年前に旅館を捨て、ロック歌手になると飛び出して行った、美咲の夫である。

そんな彼が、なぜ今、故郷に姿を現したのか・・・
この男の存在こそ、今回の大騒動の核心となる。

〝タークラターキーズ〟コダの歌う、故郷への思い、離れて暮らす美咲への思いを込めた歌唱に、皆さんハンカチのご用意を。





まだまだ個性的なキャラが登場するのだが、
今日はここまで。





このQRコードから、スマホで簡単チケット予約！


２０１９年
１月１９日（土）18：30開場　19：00開演

１月２０日（日）13：30開場　14：00開演



長野市芸術館3F アクトスペース

入場料は、一般２０００円　中高校生１０００円
　　　　　　　（当日券はありません）

これを観たら、お正月気分が３月ごろまで抜けない・・・


by　モンキリ王子





  

浦見家旅館の下働き、通称「岩さん」。

１年前から旅館に住み着いている、少しピンとのズレてる爺さん。
いつも仲居頭のゆかりさんにドヤされている。
普段はやる気が感じられない半面、この爺さんが動き出すと物事がトンチンカンな方向へ進んで行ってしまう。

今回も、岩さんのペースに皆が巻き込まれ大騒動に。
しかし、浦見家旅館に来る前の岩さんの正体は、誰も知らない。













浦見家旅館の〝仲居頭〟ゆかりさん。

細やかな気配りと行動力で、旅館を切り盛りする大黒柱。
女将さんからの信頼も厚い。

やる気のない岩さんに口うるさく教育しているつもりが、いつしかそのペースに巻き込まれ、割を食っている。
今回も、そのバイタリティーが裏目に出ているようだ。









浦見家旅館のお隣のお土産屋さん。
店主の細目ユキさんは〝小説家〟
旅館のロビーは細目先生のリビングと化している。

ゆかりさん同様、コーヒータイムでくつろぐつもりが、岩さんの持ち込むトラブルに巻き込まれている。

彼女の書く小説は、かなり過激な・・・












浦見家旅館の板前、エイジさん。とにかくクセが強い。

料理の腕は、女将の折り紙付き。
強すぎる〝クセ〟のせいで、この寂れた旅館でくすぶっているのか？それともこの漁村が彼の琴線に触れたのか？

大事なところで現れる、彼の存在感に注目してほしい。



今日は、この辺にしておこう。







最後に、こいつもに注目してほしい！


スマホでチケット予約！
今回は、土・日、両日１５０席限定！
早めの予約をお勧めします。

当日券は・・・多分・・・無い！






by　モンキリ王子






  

長野限定CATVで、「浦見家旅館だOh so do！」が取り上げられました。

前後編、２回に渡って、何だかいい番組になってます。

興味があったらご覧ください。



前編
https://www.youtube.com/watch?v=IKqOpBp6X_8

後編
https://www.youtube.com/watch?v=PI7Tb8SInNU


こちらのQRコードから、スマホで簡単にチケット予約出来ます。



チケット・・・


買ってください！　　「ウッキーッ！」


by　モンキリ王子



  

前回更新で、チケット入手方法が実に解りにくかった。

そこで、こんなものを作ってみた！

その前に・・・


今回は、“空素”のお笑いオンステージ。

日本海に面した小さな温泉宿、「浦見家旅館」が舞台。
そこには何かと問題を抱えたお客さんがやって来る。
分譲地の営業でこの地を訪れた不動産業者。
どうも売れ行きは芳しくない様子。
それもそのはず、社員は全くやる気がない。


30km離れた町から自転車でやって来た少女「アオイ」。
これはどう見ても<家出少女>。


しかし、この浦見家旅館も、大問題を抱えていた。

宿泊客も巻き込んで、「大騒動」の始まりです！


それでは皆さん、長野市芸術館アクトスペースで・・・


お待ちしております。


あっ、チケット入手方法！　
忘れてました。

こちらもQRコードから、スマホで簡単に予約できます！
ご利用ください！


たくさんチケット買ってください！
この通りです！

by　モンキリ王子  

いよいよ「浦見家旅館だOh so do！」　チケット発売開始！


劇団“空素”公演、「浦見家旅館だOh so do！」
２０１９年１月１９日（土）18：30開場　19：00開演
　　　　　　　　２０日（日）13：30開場　14：00開演
会　場　長野市芸術館　3F　アクトスペース
入場料　一般：２０００円　中高校生：１０００円　小学生以下無料


今回は、長野市芸術館主催／act×act企画

“空素”も芸術館アクトスペースは、３度目の上演。
何だか毎年ここでやってる感じだが、気にしない。

今年は名付けて「空素新喜劇」。


お正月気分もすっかり抜けた１月１９日・２０日の、土・日２日間公演。
<お気楽><おバカ><大騒ぎ>の、三ツ星公演。
これを観たら、抜けたお正月気分も３月ぐらいまで抜けなくなります。


チケットの求めは・・・

知り合いに“空素”の劇団員がいれば、そいつから買ってください。
知り合いに“空素”の劇団員はいない・・・？
それなら・・・現在、下記チラシが市内に１０００枚配られているので、
そこに入手方法が書いてあります。
そんなチラシ、見たことない？
・・・仕方がないなぁ、芸術館のチケット窓口にもあります。


爆笑＆爆笑と、ちょっぴりジーンとくる人情。そして音楽。
「空素新喜劇」は、懐かしいのに古臭くない。
演劇の楽しさを100％見せてくれます。

乞うご期待！

　by　モンキリ王子  

お待たせしました！

劇団“空素”公演、「浦見家旅館だOh so do！」
２０１９年１月１９日（土）18：30開場　19：00開演
　　　　　　　　２０日（日）13：30開場　14：00開演
会　場　長野市芸術館　3F　アクトスペース
入場料　一般：２０００円　中高校生：１０００円　小学生以下無料

チケット発売は２０１８年１２月１日（予定）　

眼下に日本海を望む小高い丘に、ひなびた温泉旅館「浦見家旅館」がある。ここを訪れる宿泊客は、それぞれ問題を抱えてやって来るのだが、この浦見屋旅館にも、実は他人に言えない大問題が・・・
今年の空素は、吉本新喜劇のテイストを全力でパクった、名付けて「空素新喜劇」。
座長は勿論中村利通。お馴染みの空素メンバーに新人を加えて、大ボケ小ボケに大騒動。
子供からお年寄りまで、笑いと涙の「空素新喜劇」を、是非ご堪能ください。

by モンキリ王子

  

　“空素”は長野を代表する劇団だと、誇りと自信を持って公言している。
それは過去を振り返ることではなく、これからも暫く続くと思うからだ。
　なぜなら、“空素”には「とどろきゆか里」がいる。

　常々、彼女はプロの女優として充分通用する逸材だと思っている。あとたった一つのピースを手に入れれば、それは現実のものだとハッキリ言える。
　そして彼女が圧倒的存在感を表現し続けているのには、中村祐子の存在も大きい。
“空素”は、この二人の女優で今があるといっても過言ではない。

　時代錯誤な言い方かもしれないが、演劇、映画等はやはり男の世界だと思っている。男が躍動し女優が花を添える。表舞台で夢や理想に向かい闘う男の陰には、それを支える女性の姿があり、男の弱さや勇気の源になっている。骨の太い作品は、得てしてこのスタイルを踏襲している。
これが王道であり、私が大好きな世界観である。・・・可能であれば。

　“空素”はゆか里に、そして祐子に《男優》を求めた。男役ではありません、男優です。骨の太い、夢と理想を持って闘い続ける役を求め続けてきたのだ。だったら“空素”の男優陣はどうしたんだ？
残念ながら、地方の劇団に男が定着しない・・・と言うのが本音である。そこで劇団の屋台骨をこの二人に託した。今、彼女たちはそれぞれの個性で優れた俳優として“空素”を支えている。特にとどろきゆか里に求める役の幅は極めて広い。

　さて、「煉瓦堂」での署長役に戻ろう。
「ｅｐｉｓｏｄｅ１」で犯人役を演じたゆか里は、今回美咲刑事の上司、警察署長役。しかも美咲の伯母と言う設定。これは犯人役にも増して実に難しい。まずは笑いを取らなければならない。しかし、この役の本当の難しさは、主人公美咲との距離感である。部下であり、姪である美咲との自然な会話。クライマックスの取調室では、重要な謎解きを観客に橋渡しをするリアクション。どれをとっても簡単にできる演技ではないことが分かると思う。そして、この署長の存在が「刑事ドラマ」の世界観を作っているのだ。

　居酒屋で焼酎を煽り、酔いが回るとともに事件の真相に近づく美咲。話に割り込んでくるおかしな店員も現れ、このふたりのボケにキッチリ突っ込む署長。取調室では美咲と蓮河の一騎打ちを、観客目線で全てすくい上げてくれる署長。事件解決後、やりきれない気持ちに打ちひしがれる美咲を優しく受け止め、元気づける署長。
　このキャラクターがあるから、すべての出演者が思う存分力を出し切れる。
彼女がいる限り、“空素”の劇はこれからも「必ず面白いものができる」と、確信している。

　ここまで書くと、いくら何でも褒め過ぎじゃないか？・・・いや、ゆか里は確かに高度な、安心感のある演技を見せてくれる。彼女はとにかく演出の要求にとことん答えてくれる。誰より忠実に演じてくれる。実はこれこそ、最後に彼女に求める演劇のピースなのだ。
　演出の要求を待つのではなく、時には自分流の解釈を突きつけてみるといい。今演出は、ドキドキ、ワクワクさせてくれるとどろきゆか里を待っている。いつでも、わがまま女優とどろきゆか里を待っている。
　ちょっと怖いけど・・・


　by　モンキリ王子





  

　彼女、中込由佳のデビューはコダ社長と同じ「Ｒ」。
役柄は主人公アールの未来を予言する謎の占い師「ミネルバ様」。重要な役どころだ。
周囲の心配をよそに、結果は大成功。無秩序な地下街の路地裏に、ひときわ怪しい雰囲気を醸し出す占いの館の主を、見事に表現してくれた。

　彼女は演劇経験ゼロ。
育児の手もようやく一段落した主婦。台詞の言い回しに妙な節が付いていて、
素人を絵に描いたような中年新人団員。ここから中込由佳のもうひとつの人生（ストーリー）が始まった。

　翌年の「刑事ドラマ ｅｐｉｓｏｄｅ１」では、トンネルの出口に辿り着けずもがいた試練の時代。
言っておくが、「Ｒ」での成功には秘密がある。
第一に、彼女の横にゆか里を配したことだ。ミネルバの妹「ダイアナ」だ。全てゆか里が語りかけ、突っ込み、拾ってくれる。この恩恵にあずかった新人は多数いる。
そしてもうひとつは、「ヘタウマ」である。新人のその時にしか出来ない独特な雰囲気を役柄に託す。
これが上手くいった時には、演出家は人知れず小さくガッツポーズをするのだ。

　いつまで続くのかと思ったトンネルは、翌年あっさりと出口を迎える。
これも、やはり「we are earthling」だった。稽古終盤に彼女が持ち込んだアドリブに、出演者が笑いをこらえられない。勿論、本番での彼女の躍動は言うまでもない。３年目の中年新人団員は、
“空素”の主力メンバーとなった。

　また前置きが長くなってしまった。
今回の彼女の役どころは、美咲刑事がいつものように酔っぱらった状況の中で、事件の小さな矛盾から真相に辿り着く《ヒント》を得る場面。このシーンのキーパーソン、外国人訛りの居酒屋店員である。はっきり言ってこれは難しい役だ。今、彼女はそこにいる。

　多分に漏れず、彼女もこの役には苦戦したはずだ。実際、外国人訛りに惑わされるな。逆に、そこを無駄にしたら意味がない。この葛藤が悩みのスパイラルになるのだ。
　いつしか「Ｒ」から７年の歳月が経っていた。彼女は自力でスパイラルを超えて来た。
愛娘の前で何度も何度も練習したのか・・・？通勤の車の中で台詞を言い続けたのか・・・？
彼女の稽古場以外での努力は想像に難くない。

　今や《癖がスゴイ》役は中込由佳の独壇場である。これは“空素”に欠かせないキャラだ。

　生活の中に「演劇」があると、人生は２倍になる。始めるのに早い遅いはないのだ。
中込由佳のストーリーは想像の斜め上を行く。


　by　モンキリ王子
  

　今回の「煉瓦堂」成功、最大の功労者はこの「古平」だろう。演じたのはコダ社長。
実は、最後の最後まで蓮河京介の親友古平の役作りで悩み続けていた。

　彼が“空素”の舞台に初めて立ったのは「Ｒ」だ。
地下街で暮らすミュージシャンと言う役を、長野でバンド活動をする彼に客演を依頼した。
この時はそんな関係だったのだが、それから１年を経た時、彼から「演劇をやってみたい」と、アプローチがあった。
そこで演じたのが、「we are earthling」の寿司屋だ。

　演劇、演技、俳優と言うのには、「癖になる」と言うのがある。
元々ミュージシャンも俳優も、表現者だということは共通する。もっと色々なことを表現したい。もっと色々な方法があるのではないか。
そこに入っていくのは自然なことだと思う。
そして彼は「新・SHOT GUN」で、ボディーガード古平を演じることになる。

　前置きが長くなってしまいました。
コダ社長は演劇素人です。まぁ、それはみんな同じか・・・
上手じゃないんです。
だからいつも上手くいかないことにぶつかっている。じれったくて、歯がゆくて仕方ないのは多分本人だと思う。
でも、それを必ず超えることが出来るということも、彼は知っていたんだと思う。
音楽もそうやってきたのだろう。

　あとはその時がいつ来るのか。そのタイミングを絶対に逃してはならないということ。
彼はそれを逃さなかった。飯山公演、「煉瓦堂」初演の３日前。
煉瓦と古平の回想シーンの練習中、中村祐子が号を煮やして代役を買って出たのだ。
２０年ぶりに蓮河と再会した古平の役だ。
男と男の再会を、祐子と中村がそのシーン（２０秒ほどだろう）を演じて見せた。
　古平のすべてが変わった瞬間だった。

　前々から言っていた。古平がラストシーンで涙を誘うのは、回想シーンじゃない。「認知症」のシーンだ。
その認知症のシーンまでも、全く変わってしまったのだ。
　そこからは何も言うことはなかった。「古平」にコダ社長がなった瞬間だ。

　ラストシーン。古平が聖子に手を引かれ去っていくシーン。
あの時の彼の表情は忘れられない。何度繰り返しても。
　公演の成功を確信した。

　演劇が何より面白いと思う理由がここにある。
車輪が地面から離れた。それを感じた時、それが「癖になる」理由なのだ。


　by　モンキリ王子  

　忙しさに追われ、大変なミスをしてしまった。
刑事ドラマ～episode２～「煉瓦堂」。
１月２８日に長野市芸術館にて上演しました。

ブログでこの公演のことに全く触れてないじゃないですか！

・・・まぁ、おかげさまで・・・ってのも変な感じだけど、満員御礼でした。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
公演の情報に接しられず、ご来場いただけなかった皆様、
本当に申し訳ございませんでした。


　さて、今回の刑事ドラマ。本当に多くの皆様からご好評をいただきました。

前述のとおり、この作品は６年前にepisode１を上演している続編でした。
「前の方が良かったなぁ・・・」なんて言われたらどうしようとのプレッシャーがハンパない。
毎回、上演のたびにそんな思いとの闘いでした。
それだけに、皆様からの「面白かった」「感動した」との、ありがたい言葉が身に染みました。

　冗談抜きで、‘手前味噌’も承知の上で、言わせてもらえれば、
役者が上手くなりました。成長したって意味です。

　俺は「上手な役者」って言葉は嫌いです。なんか褒められてる気がしない。
だって、名優と呼ばれる人たちは決して「あの人はこんなに上手だった」って言われない。
そういう意味じゃなくて、今回俺は本当に「みんな上手くなった」と言いたい。
俺も感動した。

　これまでこのブログで、ドラマの中の人物像など、ショットガン、銀鼠と書いてきましたが、
今回は、同じ演出ノートの中でも、役者についてちょっと書いてみたいと思っています。
そんなこと言うと、団員は穏やかじゃないかもしれませんが、その辺はご安心ください。
真綿で首を絞める程度ですから。

　我が愛すべき“空素”の俳優陣が、いかに難しい役柄に挑んだのか・・・
団員はもとより、演劇好きの方々必見の記事。
　乞うご期待！



by　モンキリ王子
  

　嬉しいことです。おかげさまで満席となりました。

今回は何かとバタバタしていて、チケット発売が遅れに遅れてしまいました。
ところが、発売２週間で完売となりました。ありがとうございます。



　食事をしながら“空素”の劇を見る。これは一回経験すると、どうもヤミツキになるようです。
今回のお客様も、90％はリピーターのようです。告知から予約までがとにかく早い。
　私はあまり舞台を観に行く方ではないのですが、自分たちの劇はもっと気軽に、もっと自由に観てほしいと思っています。何しろ、“空素”発足当時からのキャッチフレーズが、“空素”は芸術じゃない、芸能だ！ですから。

　今回ご予約いただいた皆様には、開演前の恒例、団員によるミニバラエティーショーをご覧いただきます。本編では見ることの出来ない女優、俳優たちの素顔を見ることが出来るかと思います。
　それともう一つ。ワンドリンク付きのチケットで、ソフトドリンクご注文の方はドリンクバーでお替り自由です。開演後にお席を立つのがちょっと心苦しいと思われる方は、手を挙げるだけでお店のスタッフがご注文のお飲み物をお席までお届けします。もちろんお食事の注文もOK。

　いかがですか？“空素”の《drink＆food＆演劇》　スタイル。
私が思うに、カップルのデート企画に最適だと思うのですが・・・
ご夫婦、恋人同士、不倫関係。　応援します！


　只今、追加公演検討中です。



by　モンキリ王子



  

　さて、WESTでの公演もあと１０日。
ネタバレが怖くてこれ以上の写真も記事もアップ配慮の今、
ブログに何を更新すればいいのか・・・


　そうだ、ネタ募集だ。

こんな刑事ドラマは嫌だ！　本番を盛り上げるため、団員も、関係者も、何の関係もない人も、ネタを投稿してください。

　とりあえず、回答例を書いておこうかな。

■　主役の刑事が崖から落ちる。

■　取調室の出前がピザ。

■　死体役が高橋英樹。

■　聞き込み先のお土産屋の店員が海老蔵。

■　TVドラマ放映中、もっと凄惨な事件のニュースがテロップで流れる。

■　山村紅葉の出番が多い。

■　死体役が天海祐希。

■　聞き込み先のお土産屋の店員がサプリメントのCMでドッサリとか言っていた人。

■　エンディングで部下にIQOSを勧める刑事長。

回答例を書いていたら止まらなくなってしまった。

くだらないネタ募集！

　　こんなこと考えながら作ったのが・・・刑事ドラマ　～episode2～　「煉瓦堂」
　　ご期待ください！


by　モンキリ王子

刑事ドラマ　～episode2～　「煉瓦堂」

　2017年12月2日（土）　18：00開場　19：00開演
　　　　　　12月3日（日）　13：00開場　14：00開演

　RESTO BAR WEST 須坂市福島町408-1　TEL 026-285-9815
　　　　　　　　　　　　　　　　※駐車場有り

　入場料　３０００円　ワンドリンク付き（当日券無し）
　　　　　　　　　　　　　　※アルコール１杯 or ソフトドリンクおかわり自由

　両日４０席限定です。ご予約はお早めに！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


We are waiting for you！



  

　ここで事件の関係者をご紹介しよう。

　　　　　バー「煉瓦堂」のマスター、古平。


昭和の空気感を醸し出す古平は融通のきかない頑固な男だが、娘をこよなく愛する優しい父親でもある。

　　　　　「煉瓦堂」を訪れた客、知村。


経営コンサルタント会社社長を名乗るこの男は、聖子に接近。古平はそれを快く思っていない。

　　　　　古平の愛娘、聖子。


気難しい古平の性格を補うように店を手助けしている娘の聖子。明るくしっかり者のマドンナである。

　　　　　「煉瓦堂」の常連？　ホームレスの〝ナカちゃん〟と〝シゲさん〟



　彼らの生活を見かねた古平が、店で食事を与えたことに乗じて常連気取りのホームレス。

　　　　　そしてもう一人。関係者なのか・・・そうでないのか？
　　　　　美咲行きつけの居酒屋「わっぱ」の店員〝よしこ〟


ドラマの中で彼女の名前は出てこない。だが、彼女の名前は、たぶん・・・〝よしこ〟だ。


　以上が今回の事件のキーパーソン達である。
彼らは皆それぞれの思いがあり、それぞれの暮らしや生き方がある。
その心の片隅に抱える闇が、ふとした瞬間に大きな事件となって顔を出してくる。

彼らの抱えた心の闇を見逃さないのが美咲刑事。そこから事件は思わぬ展開を見せ始める。

　いくらなんでも、これ以上はもーう喋れません！
チケットを買っていただいたお客様に怒られますからね。

　by　モンキリ王子



刑事ドラマ　～episode2～　「煉瓦堂」

　2017年12月2日（土）　18：00開場　19：00開演
　　　　　　12月3日（日）　13：00開場　14：00開演

　RESTO BAR WEST 須坂市福島町408-1　TEL 026-285-9815
　　　　　　　　　　　　　　　　※駐車場有り

　入場料　３０００円　ワンドリンク付き（当日券無し）
　　　　　　　　　　　　　　※アルコール１杯 or ソフトドリンクおかわり自由

　　　　　　両日４０席限定です。ご予約はお早めに！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　We are waiting for you！








  

　その日、首都圏のビル工事現場で外国人労働者が、バッグに詰めた爆発物により自爆した。
日本初の自爆テロの可能性に国内は騒然としている中、同じ日ある地方都市の小さなバーでその事件は起こった。

　そのバーの名は・・・「煉瓦堂」


　開店して２０年になる「煉瓦堂」の店主は古平。一人娘の聖子と二人、小さなこの店を営んでいた。
その日の客は、ホームレスの通称〝ナカちゃん〟と〝シゲさん〟
そして自称経営コンサルタント会社社長〝知村〟の三人。

　いつも穏やかな古平がこの日はイラついていた。
原因はこの二人。知村が愛娘聖子に言い寄っていたからだ。そして・・・

　そこからどうなったか・・・　おっと、それは観てのお楽しみ。

　新人刑事伊丹は、単純に見えたこの事件に違和感を感じ、非番だった美咲班長を呼び出した。

美咲は、伊丹刑事の感じた違和感こそが、人の心の闇にある事件の真相につながる糸口だと断言。


　捜査会議の中とどろき署長は、美咲班に捜査続行を許可。
ところが事件は思わぬ展開を見せる。

　これ以上は、もう喋れません。チケットを買っていただいたお客様に怒られますからね。


　by　モンキリ王子


刑事ドラマ　～episode2～　「煉瓦堂」

　2017年12月２日（土）　18：00開場　19：00開演
　　　　　　12月３日（日）　13：00開場　14：00開演

　RESTO BAR WEST 須坂市福島町408-1　TEL 026-285-9815
　　　　　　　　　　　　　　　　※駐車場有り

　入場料　３０００円　ワンドリンク付き（当日券無し）
　　　　　　　　　　　　　　※アルコール１杯 or ソフトドリンクおかわり自由

　　　　　　両日４０席限定です。ご予約はお早めに！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　We are waiting for you！




  

　６年前に上演した「刑事ドラマ」。
事件は犯人が逮捕されればそれで終わり・・・　刑事美咲は納得がいかなかった。

「事件の真相は、人の心の闇の中にある。」
この闇を手繰り寄せれば、全く別のドラマが見えてくる。

　今回も美咲刑事の推理が、犯人と被害者の心の闇を暴いてゆく、エピソード２。
単純に見えた事件の裏に、想像を超える人間ドラマが隠されていた。


　美咲刑事が見逃さないのは、ほんの小さな矛盾と違和感。
それは、人の生活の中にある心の動き。

　美咲班のメンバーも個性的なキャラクターが揃っている。
新人刑事の伊丹は、美咲班長の信念を曲げない捜査姿勢に憧れている。
しかし彼には重大な欠点が・・・


　美咲班の中で前回と同じキャスティングは、この鑑識課のユキだけである。
鋭い観察力と、圧倒的な情報収集能力は、美咲の大きな武器となっている。


　そして今回、美咲の影の力となってくれる頼もしい味方。
とどろき署長は、見た目通りの大きな肝っ玉と包容力で美咲を助ける。


　Ｎ県警刑事部捜査一係、美咲班の活躍を、ぜひお見逃しなく。

by　モンキリ王子